2013年3月26日火曜日

ビリー・マイヤー(エノック予言)




「予言と予知とは異なっている。予言は過去の出来事や行為の結果として起こるものである。それは因果関係によって引き起こされるので、人間が破壊的な思想を捨てその行為を根本的に改めるなら結果は変更することができる。それに対して予知はすでに起こることが決まっており、どのように行為のしようが避けて通ることのできない出来事を指す。」

「これから話すことが絶対に避けて通ることのできない未来だというわけではない。人類がいまから(1987年の時点で)行為を良き方向に改めるならこの予言は実現しない。」

「われわれがいつ予言がいつ実現するのかその明確な時期を明らかにすることは許されていない。ただこれから述べる予言は、ローマ法王がローマ(バチカン)から他の地域に移り住むときに起こる。このときにヨーロッパ全土は悪の力によって制裁される。」とある。

「21世紀に入るとローマ法王は長くは存続しない。現在の法王(1987年時点の法王、ヨハネ・パウロ2世)は最後から三番目の法王である。彼の後、もう一人だけ法王が即位するが、その後が最後の法王となる。」

「狂信的なイスラム教徒が蜂起し、ヨーロッパ諸国を震撼させる。西欧的な一切のものは破壊される。イギリスは占領され、もっともみじめな状態まで低落する。狂信的なイスラム教徒の勢力、およびその戦士たちは長い間その勢力を維持し続ける。しかしながらこの影響を受けるのはヨーロッパだけではない。戦争の波は全世界に拡散する。

21世紀に入るとローマ法王は長くは存続しない。現在の法王(1987年時点の法王、ヨハネ・パウロ2世)は最後から三番目の法王である。彼の後、もう一人だけ法王が即位するが、その後が最後の法王となる。この法王の治世にローマカトリックの終焉が到来する。全面的な崩壊はもはや避けられない。これはこれまで人類に起こった災禍の中でも最悪のものになる。おびただしい数のカトリックの聖職者、神父、司教、司教が殺され、川は彼らの血で赤く染まるだろう。だが、改革派のキリスト教もローマカトリックと同じくらい小さな勢力にとどまるだろう。」

「アメリカは全面的な破壊の場所となる。その原因は複数ある。アメリカが世界で引き起こす紛争によって、アメリカは世界の多くの国々で憎悪の的になる。その結果、アメリカは想像を絶するような多くの災禍を経験する。世界貿易センタービル(WTC)のテロリストによる破壊はそのほんの始まりにしかすぎない。」


アメリカと第三次世界大戦

「アメリカは東の国々(中東のことか?)に戦争を仕掛け、反対に東の国々からの侵入者に対して国土を防衛しなければならなくなる。アメリカは、平和を求めテロとの戦いを先導するふりをしながら、これを口実に世界の多くの国々を侵略して爆弾で破壊し尽くし、何千人もの人々を殺戮するだろう。アメリカはこの戦争で決定的な役割を担う。世界の警察になろうとしているその政治経済組織と同様、アメリカの軍事政策も抑制というものをしらない。

アメリカはこの役割では十分だとは思わない。平和的にグローバリゼーションを推し進めるという口実で人を騙しながら、アメリカは世界経済で絶対的な優位性を確保しようとするだろう。そして、人々が理性を取り戻し、自らの政府や軍事組織が企てている陰謀を阻止する行動を開始し、政府のまったく無責任なリーダー達を放逐しない限り、アメリカのこの政策から第三次世界大戦の火種が生まれるのだ。

もし人々が立ち上がらなければ、多くの小国やかつて偉大であった国々は独立とその文化的なアイデンティティーを失い、アメリカに打ち負かされてしまうだろう。なぜならアメリカはそれらの国々の支配権を握り、その悪の力によって支配下に置くからである。アメリカの攻撃性とアメリカが課す制裁を恐れ、多くの国々はあたかもオオカミの遠吠えのようにアメリカの政策に支持を表明するだろう。これはスイスやドイツの無責任な国民のみならず、世界の他の国々でも同様だ。(※マイヤーはスイスのドイツ語圏出身なのでこのように言っていると思われる)また、国内のアメリカ寄りの勢力などによってアメリカへの支持を無理に表明させられる国もあるだろう。

だが、ついに多くのアジア人、アフリカ人そしてヨーロッパ人はアメリカが自らの戦争遂行と搾取のために自分たちを利用しているだけだということに気づき、アメリカの覇権に対する反抗を開始する。だが、多くの国々はすでにアメリカの傀儡となってしまっている。まだ責任感を失っていない国の政府や国民だけがアメリカに一斉に背を向ける。」


アメリカの崩壊

「アメリカは全面的な破壊の場所となる。その原因は複数ある。アメリカが世界で引き起こす紛争によって、アメリカは世界の多くの国々で憎悪の的になる。その結果、アメリカは想像を絶するような多くの災禍を経験する。世界貿易センタービル(WTC)のテロリストによる破壊はそのほんの始まりにしかすぎない。

破壊は化学やレーザーやクローン人間殺人兵器などの信じられないくらいに破壊的な兵器のみによってもたらされるわけではない。人間によって深く傷つけられた地球の自然が今度は人間に対して復讐するのだ。人類がこれまでに経験したことがないような巨大なハリケーンや竜巻、そして大火を伴う旋風が全米を襲いアメリカを破壊し尽くす。」

「アメリカのみならず、21世紀の初めにはまだ自分たちが低開発諸国(第三世界の国々)を支配し指導できると信じている西側の先進工業国は、第三世界の国々に対する影響力を失うだけでなく、彼らの攻撃から身を守らなければならなくなる。先進工業国は自らこそ真の文明国だと考えているが、それはまったくそうではない。20世紀の終わりから21世紀にかけて先進工業国は、本物の愛、本物の自由、本物の英知など人間性にとって最大の価値となるものをすべて無視するからだ。

しかし、どんな大変な状態になろうとも、アメリカは他の国に対する侵略を止めることはない。北アメリカがかつてないほどの巨大な自然災害に見舞われても、アメリカの悪の軍事機構は生物化学兵器やコンピュータ化された核兵器などで大惨事を引き起こす。コンピュータ化された兵器は人間の手を離れ、コントロール不能になっていることもその原因の一つなのだが。」

アメリカの内戦と分裂

「アメリカで二つの内戦が連続して発生し、地上の災難は継続する。その後、アメリカは分裂し(国民が)敵対するようになる。そして国家は5つに分裂し、それぞれ狂信的な宗派が独裁的な権力を振るうようになる。世界どこでも無政府状態が長い期間人類を苦しめる恒常的な状態となることだろう。」


ロシアのヨーロッパ侵攻

・東の軍事大国(ロシア)は北ヨーロッパにも侵攻する。ロシアは破壊の限りを尽くす。

・ミサイルのみならずコンピュータでコントロールされたレーザー兵器など、いままで見たこともない新兵器が使われる。

・ロシアが最初に侵攻する国はハンガリーである。その後、オーストリアと北イタリアに侵攻する。

・スイスは侵攻のターゲットになるわけではないが、甚大な被害をこうむる。(マイヤーがスイス人のためスイスについてコメントしているようだ)

・おもに侵攻の目標になるのはフランスとスペインだ。

・ロシアの軍事侵攻の目的は全ヨーロッパをその軍事的な支配下におくことである。フランスがその軍事支配の拠点として選ばれる。

ヨーロッパ各国の騒乱とロシアによる侵略

・ロシアによるフランスの侵略は、ロシアを支援することになるフランス国内の勢力の存在によって実現する。

・その勢力とは、国外から移民として流入したイスラムの集団である。

・フランスが占領された後、今度はスペインとイギリスが侵攻の目標となる。

・国内の支援グループと連携して占領するというロシアの作戦は、その後スカンジナビア諸国にも適用される。

・フランスが占領されると、フランスが保有している大量破壊兵器はロシア軍の手に落ちる。それは実際に使用される。

・占領後、フランス軍はロシア軍に編入され、ロシアの軍事侵攻に使われる。フランス軍はロシア軍とともにデンマークとノールウェーに侵攻する。

・フィンランドも侵攻され破壊される。

・同じ時期にドイツでは革命のような内乱が発生し、多くの人が犠牲になる。

・内乱はイギリスでも発生するが、その規模はドイツよりもはるかに大きい。

・なぜなら、第三次大戦が始まる前から、イギリスとアイルランドはすでに内戦状態にあり、内戦はアイルランド全土に拡大しているからである。北アイルランドの被害が特に大きい。

・ウェールズでもさまざまなグループの対立から内乱が発生する。ウェールス軍とイギリス軍は衝突するが、それはカムリ(Cymru)近郊で起こる。(※「カムリ」とはウェールズのこと)

ロシアとアメリカの核戦争

・ヨーロッパのみならず、破壊の波はアメリカをも襲う。

・すでにアメリカとロシアは多くの大量破壊兵器を保持しているが、両国は全面的に衝突する。

・戦争の成り行きからカナダとアラスカ州への攻撃が行われる。その結果、カナダも戦争に引きずり込まれる。

・この戦争は、これまで人類が経験したことのない規模の破壊をもたらす。

・核兵器、生物化学兵器など既存の兵器の他に、現在開発中の新兵器や、21世紀になってから新しく開発される強力な兵器が使われる。これらはコンピュータ制御された兵器である。

自然災害と大量破壊および災害多発のメカニズム

・巨大なハリケーン、火災などの激しい自然災害がアメリカを襲う。

・災害のみならず、アメリカは戦争によっても破壊される。多くの国民が死に、経済は完全に崩壊する。

・ほぼすべてのアメリカの大都市は破壊される。

・この時期には巨大な地震や火山噴火も同時に起こる。それはあたかも地球が人類の支配に反抗しかかのような状態だ。

・巨大災害はアメリカのみならず、ヨーロッパや世界のすべての地域で発生する。

・こうした災害はすべて人間がひきおこしたものだ。そのメカニズムこうだ。

原油や天然ガスなどの資源の過剰採掘→地球内部の地殻に空洞の地帯を作り出す→地球の重心が移動する→地球内部の地殻運動が不自然に変化する→これにより地殻構造が大きく変化する→巨大地震や異常気象、そして火山噴火などの多発

・地球の破壊的な力は全世界に拡散する。異常気象は激烈になり、南半球の亜熱帯に属する地域に雪が降るようになる。

・巨大な洪水や異常気象の発生には以下のメカニズムも関与している。

地球表面および地下で行われる核爆発→地球の自転を変化させる→地球の公転のパターンが変化し異常になる→氷河期の早期到来


ヨーロッパ

・第3次大戦の開始前からすでに、ヨーロッパでは局地的な戦争が勃発する。フランスとスペインの関係が悪化し、武力衝突へと発展する。

・フランス国内が騒乱状態になる。その原因は、EUが導入する政府の権限を強化する法案の制定、国内のネオナチなどのギャング化した集団の暴徒化、および国外から流入してくる移民との対立である。

・移民問題はヨーロッパ各国で騒乱を引き起こす。イギリスもその例外ではない。アイルランド、ウェールズなどは内戦のような騒乱状態になる。

ロシア、中国、インド

・ソビエトはこの10年以内(エノック予言が行われたのは1987年2月)か遅くとも21世息の初めの数年には崩壊する。その引き金を引くのはミハエル・ゴルバチョフである。

・ロシアは、内モンゴルのある領土の領有権を巡って中国と対立する。ロシアはこの争いに負け、領土の一部を中国に支配される。

・中国は危険な国となる。インドと対立しインドと戦争状態になる。もしこのときに生物兵器が使われると、ニューデリー周辺で約3000万人が死ぬことになる。

・パキスタンも誤ってインドを脅威として見ることで、インドを攻撃する。

ロシアのヨーロッパへの侵攻

・ロシアはヨーロッパ全土へと侵攻する。最初は北欧諸国に侵攻し、そこから南下する。この攻撃は夏に行われ、それはロシアのスカンジナビア半島に隣接した都市「アルハンゲルスク(Arhangelsk)」から行われる。(下地図参照)


・この侵攻が行われる一月ほど前には北ヨーロッパは巨大な竜巻に襲われる。

・ロシアのヨーロッパ侵攻が行われる年には巨大な自然災害がイタリアを見舞う。これに伴いベスビオス火山が大噴火を起こし、大きな被害をもたらす。

・ロシアは中東の支配をもくろみ、トルコとイランにミサイル攻撃を行う。

・ロシアはヨーロッパの石油産出地帯を支配することを目指すため、南ヨーロッパに南下しこの地域を攻撃する。ロシア軍はバルカン半島に侵攻する。


未来の科学技術を中心にして

・第三次大戦は科学者の犯す間違いや、レーザーや核兵器、さらに生物化学兵器などこれまでにない強力な兵器を手に入れた権力欲に取り付かれた政治的リーダーによって引き起こされる。

・いままでにない大量破壊兵器が開発され使用される。

・この災難(第三次大戦)はちょうど888日続く。この間、人々はわずかな食料を巡った争い、ある地域によっては三分の一、他の地域では四分の一の人口が命を落とす。

・第三次大戦では戦争目的に遺伝子工学が後半に使用される。特にクローン技術が使われるであろう。

・遺伝子工学によって、クローンのような兵士が大量に生産される。彼らには人間のような心や感情はなく、すべてのものを破壊しつくし大量殺人を行うもっとも危険な兵器と化す。

・クローン兵士はコンピュータのような兵器である。だが彼らは自らの判断で行動するようになり、人間から自立する。そして人間を目標にして破壊を繰り返すようになる。

・第三次大戦はこれまで人類が経験したことのない破壊と悲劇をもたらすだろう。経済は完全に崩壊するため、すべての食料や医療は配給制になる。飢餓が蔓延する。

・飢餓とともに、新種の感染病が蔓延し多くの人の命が失われる。

・高度なテクノロジーを使って海底に大きな都市が建設される。だが、海底都市は破壊され多くの人命が失われる。破壊の後、海底都市のテクノロジーを使用した潜水艦の海賊のような部隊が組織され、海軍の部隊を攻撃するようになる。

・ちょうどそのころ、地球外生物が人類のおこした戦争にはっきりとした形で介入する。彼らは自らのアイデンティティーを隠すことはないだろう。そして、西側の先進国の攻撃の対象となっている人々を救う。

・ヨーロッパは戦乱によって破壊されるが、それ以上に巨大な自然災害によっても破壊される。だが生き残るだろう。